ピース・フォーラム2018が8月4日(土)、全国の青年部の代表60名を交えて盛大に開催されました。
短期大学に通う梅林さんは、祖父の被爆体験を受け継ぐ決意と平和への思いを披瀝。その後、長崎・広島・沖縄の代表が各地での平和運動の様子を紹介。また音楽大学に通う小市さんは、ドレスを纏いその美しい歌声を響かせフォーラムに花を添えました。
基調講演をおこなった長崎原爆資料館の松尾隆課長は、行政として長崎市が行っている「継承」活動を紹介するとともに、長崎をはじめとする全国の創価学会青年部が取り組む多角的な平和運動に大きな共感と期待を寄せました。
私は教師をしていますが、近年では子供たちが被爆者の体験を聞く機会も減少傾向にあります。反戦への思い、そして核兵器の廃絶を願う心の継承が難しくなってきたと強く感じていました。
しかし、若い世代にも現状に対する危機意識があること、戦争の記憶を継承していく使命があると再認識しました。何より平和への取り組みが各地で行われていることも、長崎に生きる私たちの励みになりました。
創価の師弟に脈打つ平和への思いを、少しでも“カタチ”にしながら、希望溢れる社会を築いていこうと思います。(幸)