「ピース・フォーラム2019(長崎平和学講座)」が7月31日、長崎平和会館で開催され、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の吉田文彦センター長が講演した。
国連で「核兵器禁止条約」が採択されてから2年。
核兵器の非人道性、非合理性を国際規範として明確に違法化する同条約の発効には、50カ国の批准が必要となる(現在は24カ国)。
吉田センター長は、市民の声を形にする〝ボトムアップ〟のアプローチで、唯一の被爆国の日本から、核兵器に頼らない安全保障への転換を促していきたいと語った。
(聖教新聞8月2日付より転載)