原爆犠牲者慰霊そして世界平和祈念の意義を込めた「市民大行進」が10月27日大晴天の中、長崎市で開催されました。
今回の市民大行進は、子どもから大人まで幅広い世代の市民が約3000人集い合いました。平和公園から始まり、山里小学校前を通過。国道へ出て、原爆落下中心地に到着後、集会となりました。
行進していると、家の中から見ている人、車の運転手やバスの乗客に至るまで多くの人が行進の列に目を向けているのがわかりました。
平和への思いを行動に昇華させることは、その行動に縁をした人たちの心を動かします。そして、その広がりは大きな影響力を与えることを感じました。
この3000人の一歩一歩が、核兵器廃絶に無関心である人たちへの、平和を考える一歩となり、「長崎を永遠に最後の被爆地に」していく一歩となって欲しいと感じました。(奈)