初夏の青空に浮かぶ白い雲。見渡せば、生命のエネルギーを感じさせる新緑の木々が“平和の丘”に茂っています。
平成30年度第1回「核兵器廃絶市民講座」が5月26日、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で開催されました。今年も講座を主催された核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)の皆さまのご尽力に感謝の思いです。
今回は「北東アジアの非核化と安全保障」と題し、長崎大学核兵器廃絶研究センターの鈴木達治郎センター長と広瀬訓副センター長が登壇されました。世界の注目を集め、史上初の開催となる米朝首脳会談。会談の主要テーマである北朝鮮の非核化の機運も高まりつつある中での市民講座とあって、多くの市民とマスコミ関係者が来場していました。
『Glocal』。この言葉は、GlobalとLocalを掛け合わせた造語で、私が平和運動に携わるようになった時に先輩から教わった言葉です。
北東アジア地域の非核化に向け情勢が大きく好転することを願い、被爆地・長崎から平和を発信する重要性を再認識しました。(弘)