長崎で初めて東京・創価高校のフィールドワーク(現地調査)が実施され、原田小鈴さんが講話を行いました。
原田さんは、祖父・山口彊(つとむ)さんが経験した広島と長崎の二重被爆について、紙芝居を披露。そして自身が二重被爆三世として生まれてきた意味を考えながら、核兵器廃絶に向けて取り組んでいる思いを語ってくださいました。
参加した生徒からは「どのように核兵器の悲惨さを伝えていけばよいのか?」との質問や、原田さんは「まだ若いのに、なぜ平和運動に興味をもったのか?」などと互いに質疑を交わす場面もあり、白熱したひとときとなりました。
被爆体験の継承という、喫緊の課題に対し、自分には何ができるのかを考えさせられました。(正)