11月13日に大村のミライon図書館で、核兵器廃絶市民講座が開催されました。

テーマは「パンデミックと核軍縮 人類の未来を考える」。人類とコロナウイルスとの戦いは、地球規模に影響が及ぶ点で、核兵器の脅威と共通する部分があります。
国連やWHO、各国家が主導して自国民を感染から守れるのか、それとも市民社会の自発的な対策で拡大を防ぐのか。さまざまな可能性を模索する中でアナキズム(無政府主義)にも言及した内容となりました。
日本人が習慣的にマスクを着用し、他国よりも遅れていたワクチン接種が、近頃では先進国の中でもトップクラスに達した要因の一つに、他者を思いやる精神が根付いているとの分析もありました。
時代の転換点ともいえる今、この精神性を体得している被爆国・日本が核兵器廃絶に向けさらに踏み込んでいけるよう、私たちも先頭に立って行動してまいります。(山)
長崎創価学会 海