創価学会(長崎原爆資料館)

創価学会(第30回ながさき平和大集会)

今年も、「ながさき平和大集会」が盛大に開催されました。この集会は、自らも被爆しながら医師として被爆者治療の最前線に立ち続けた故・秋月辰一郎氏の提案で始まりました。思想・信条の違いを乗り越え“核兵器廃絶”という目的に向って、「誰でも参加できる市民集会」「若い世代に被爆体験や戦争体験を伝える場」となっています。

同集会で第11回秋月平和賞を受賞された平野伸人さんは集会の発足当時、事務局長を務めるなど、これまで集会を支え続けてこられました。また高校生1万人署名や高校生平和大使の責任者として後継の人材育成に尽力。更に、国外の被爆者支援にも積極的に取り組んでおられます。

平和運動は、地道で人目につきにくく、忍耐を必要とする挑戦の連続です。それでも「誓いの道」を貫き通すとき、平和への水嵩は必ず増していくと感じます。

私たちは、目的を同じくする皆さんと一緒に「核兵器のない世界」を目指し、これからも草の根の対話に取り組んでまいります。(弘)