今秋11月16日~18日に、5年ぶりとなる第6回『核兵器廃絶地球市民集会ナガサキ』が開催されます。
先日開催された準備会合では、開催告知用ポスターのデザインが決定。活発な議論が交わされ徐々に機運も高まっています。
主催団体の核兵器廃絶地球市民長崎集会は、平成12年に長崎市、長崎県、市民、NGO、長崎平和推進協会が、互いに手を取り合い『核兵器廃絶』を推進するために設立されました。以来過去5回、国内外のNGO団体や専門家が出席し、国際会議を開催しています。
このような取り組みは、世界的にもあまり類例がなく大きな注目を集めています。
“核兵器を廃絶し世界の市民が安心して暮らせる社会”を実現するための道程は、厳しく幾多の困難を乗り越えなければなりません。しかし、長年その成立は難しいとされてきた“核兵器禁止条約”が昨年7月に国連で採択され、北東アジア地域においては朝鮮半島の非核化を目指した米朝首脳会談が開催されるなど、世界の情勢は大きく変わってきています。
長崎の人々は「長崎を最後の被爆地に」と命の限りに訴えてきました。それは「悲惨な出来事を誰の身にも起こさせない」(第43回『SGIの日』記念提言より)との誓いでもあります。
今年は、被爆より73年。
後継の青年と共に、平和のスクラムを更に広げていきたいと思います。(弘)