
恒久平和を目指して、青年不戦サミット(第28回青年平和連絡協議会)が今月7、8日の両日、沖縄で開催されました。
被爆地の長崎、広島、そして地上戦が繰り広げられた沖縄。池田先生の提案で、この3県による青年平和連絡協議会が始まったのは1989年のことです。以後、毎年のように平和運動の現状と展望を語り合ってきました。
戦後70年の2015年からは、世界に平和の波動を起こす決意を込めて、名称を「青年不戦サミット」に。17年から全国の代表が参加しています。
一行は7日、戦時中に住民や負傷兵が身を寄せ合った自然洞窟の「糸数アブチラガマ」、学会の沖縄研修道場を訪問し、不戦の誓いを新たにしました。
翌8日には、沖縄国際平和会館で、今後の取り組みを協議。その後、ひめゆり平和祈念資料館を訪れました。
戦後74年がたち、戦争体験の風化が懸念されるから「今」だからこそ、参加者は平和への運動を加速することを約し合っていました。(正)