日中学生交流会に参加して

~日中国交正常化提言より50周年、日中平和友好条約締結40周年~

長崎創価県 女性平和文化会議・大川委員

4月15日(日)長崎大学に通う中国人留学生と長崎創価学会の学生部との交流会に参加させて頂きました。日中の文化や学生生活の違い、池田先生が切り拓いてこられた日中友好の歴史などについて学ぶ貴重な機会となりました。

私は2013年、中国・吉林省にある吉林大学に留学したことがあります。
今回参加した留学生から聞いた現在の中国は、5年前に私が見た中国より更に発展していると感じました。高齢者の方も皆、スマートフォンを使いこなしているそうです。そして特に驚いたのは、どの世代においても、現金ではなく、スマートフォンアプリでほとんどの支払いをオンライン決済しているということです。その為、中国国内で財布を持つ習慣がない留学生も日本の現金で支払う生活に慣れないといけないとのことでした。
留学当時を思い返すと、当時でも若い人の間では、ネットショッピングが普及し、オンライン決済は当たり前でしたが、なぜ、この数年で、スマートフォンでのオンライン決済が、これほど普及したのかを尋ねました。答えは単純明快で「オンライン決済だと割引や特典があるから」とのことでした。中国の方の値段交渉・値切り文化は、割引という形に変化しつつも、お金に対する意識は変わらず、すごいと感じました。
短い時間ではありましたが、沢山の発見を共有でき、両国の理解を深めることができました。

本年は、日中平和友好条約締結40周年、池田先生が日中国交正常化提言を発表されてより50周年の佳節であります。
池田先生は日中国交正常化提言において、『日本の青年と中国の青年は互いに手を取り合い、明るい未来の建設に心から協力し合っていけるようにしなくてはならない』と語られました。この度の縁に感謝し、これからも連携を取り合いながら、草の根の交流を続けてまいります。

第43回「SGIの日」記念提言 「人権の世紀へ 民衆の大河」を学んで

佐世保常勝県平和文化会議 藤澤議長

本年1月に発表となった「SGIの日」記念提言を学び、私が印象に残ったところは「人権の礎が『同じ苦しみを味わわせない』誓いにある」という箇所です。
その理由は、それまでどこか抽象的だった人権に対する考え方が、「同じ苦しみ」という個々の経験にまで引き寄せることによって、人権文化の建設への具体的な行動を連想し、実践しやすくなったからです。さらに創価学会の女子部の皆と語り合う中で、それが「宿命を使命に変える」生き方である事を教えてもらいました。平和運動が日々の創価学会の活動の中で学び、挑戦していることに繋がっており、個人の生活の中にあるのだと改めて気づきました。
同世代の女性と「SGIの日」記念提言を学び、語り合うことで、平和に対する考え方が深まりました。
私も時代変革を起こす民衆運動の一員として、まずは身近な友人と「平和とは何か」を語り合いながら、一人一人の心に平和の種を植える対話を広げてまいります!

5月ご案内

◎女性平和委員会主催 「草の根 映写会」

  • 日時:5月26日(土)13時30分より
  • 場所:佐世保平和会館にて
  • 被爆体験についての上映会です。どなたでもご参加いただけます。

<編集後記>

日中国交正常化提言より50周年。友好を広げられてきたSGI会長の思いを学び、自分には何ができるのか考え身近なところから取り組み、自身の改革してまいります。

長崎創価県女性平和文化会議 高倉議長

長崎創価学会 HAPPY EARTH 2018.05.18