長崎原爆死没者追悼平和祈念館が主催する「アジアの若者による平和ネットワーク構築プログラム(Youth Conference in Nagasaki)」が今月10~12日まで、開かれました。
これは、マレーシア、韓国、中国などから教官、学生(大学生、大学院生)を招き、2010年から毎年実施されているものです。
今年は、初めて創価大学大学院に通う5名の学生が参加し、「アジアの平和」に向けて活発な意見交換が行われました。
核兵器廃絶という課題を前に、国際社会、国内、そして個々人という視点で、問題点を指摘し、解決策を模索する学生たちの姿こそ、長崎や世界にとって何よりの希望であると感じました。
国籍、言語、文化、教育と多様な人々でも共通するのは「平和を希求する心」。その心を守っていくためにも、生命尊厳の哲理を世界へと発信していきます。(正)